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博報堂

広告 Vol.417 特集:文化

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税込み。

全体テーマである「いいものをつくる、とは何か?」を思索する最後の特集は「文化」。

その概念の曖昧さと複雑さを受けとめたうえで、風土や言語、宗教や芸術、伝統や権威、経済や政治など「文化」をとりまく観念や事象をとおして様々な視点を投げかけます。

表紙について
今号の表紙は、1冊1冊色味が異なる「赤」のグラデーションです。人類が最初に使用した色とも言われる「赤」をシンボルカラーとし、シルクスクリーン印刷の技法で、職人が様々な赤を組み合わせながら手作業で刷り上げました。

目次
文化
文化とculture
社会学者 吉見俊哉 × 『広告』編集長 小野直紀
文:山本 ぽてと
ドイツにおける「文化(Kultur)」概念の成立とその変質
文:小野 清美
文化と文明のあいだ
文:緒方 壽人
まじめな遊び、ふざけた遊び
文:松永 伸司
建築畑を耕す
文:大野 友資
断片化の時代の文学
構成・文:勝田 悠紀
現代における「教養」の危機と行方
哲学者 千葉雅也 × 『ファスト教養』著者 レジー
文:レジー
ポップミュージックにおける「交配と捕食のサイクル」
文:照沼 健太
カルチャー誌の過去と現在
文:ばるぼら
「文化のインフラ」としてのミニシアターが向かう先
構成・文:黒柳 勝喜
激動する社会とマンガ表現
文:嘉島 唯/編集協力:村山 佳奈女
中国コンテンツをとりまく規制と創造の現場
文:峰岸 宏行
SNS以降のサブカルチャーと政治
文:TVOD
開かれた時代の「閉じた文化の意義」
哲学者 東浩紀 インタビュー
聞き手・文:須賀原 みち
文化を育む「よい観客」とは
文:猪谷 誠一
同人女の生態と特質
漫画家 真田つづる インタビュー
聞き手・文:山本 友理
ジャニーズは、いかに大衆文化たりうるのか
社会学者 田島悠来 × 批評家 矢野利裕
構成・文:鈴木 絵美里
ディズニーの歴史から考える「ビジネス」と「クリエイティビティ」
文:西田 宗千佳
ラグジュアリーブランドの「文化戦略」のいま
文:中野 香織
成金と文化支援
日本文化を支えてきた「清貧の思想」
文:山内 宏泰
経済立国シンガポールの文化事情
文:うにうに
流行の歴史とその功罪
文:高島 知子
広告業界はなぜカタカナが好きなのか
「いいもの」は未知との遭遇から生まれる
文:河尻 亨一
クリエイティブマインドを惹きつけるアップル文化の核心
文:林 信行
未知なる知を生み出す「反集中」
文:西村 勇哉
「ことば」が「文化」になるとき
言語学者 金田一秀穂 × 『広辞苑』編集者 平木靖成
聞き手・文:小笠原 健
風景から感じる色と文化
文:三木 学
「共時間(コンテンポラリー)」とコモンズ
ミュージアムの脱植民地化運動とユニバーサリズムの暴力
文:小森 真樹
京都の文化的権威は、いかに創られたか
構成・文:杉本 恭子
生きた地域文化の継承とは
3つの現場から見えたもの
構成・文:甲斐 かおり
ふつうの暮らしと、確かにそこにある私の違和感
文:塩谷 舞
過渡期にあるプラスチックと生活
なぜ、紙ストローは嫌われるのか?
構成・文:神吉 弘邦
文化的な道具としての法の可能性
文:水野 祐
「日本の文化度は低いのか?」に答えるために
構成・文:清水 康介
イメージは考える
文化の自己目的性について
文:中島 智


発行:株式会社博報堂